Case04
5Sの徹底
業種:製造業/社員数:約80名
※5Sとは:「整理」「整頓」「清掃」「清潔」「しつけ」の5つで職場全体の管理レベルを上げるための最も基礎的な活動。今日ではあらゆる職場で重要性が認知され、多くの企業で取り組まれています。
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- 改善前
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現場(工場)の整理・整頓が出来ていない
敷地内にゴミが落ちていても拾おうとしない
制服やヘルメット、マスクなどを決められた通りに着用していない親会社から注意勧告を受け
改善されなければ取引停止の恐れがあった
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- 施策
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調査
社員へのヒアリングを実施
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分析結果
・保管場所や保管期間などが決められていなかった。
・上司に「きれいに保つ」「清掃をする」という意識がなかった。
・ルールが明文化されておらず、注意する人もいなかった。 -
対策
《「5Sの徹底」研修》
現状を画像で映し出し、改善点を指摘保管場所や保管期間などを自分たちで明示した。5Sを徹底することでもたらされる効果を認識。
《画像で変化を実感させる》
中間報告会で改善前・改善後の画像を示し、視覚で変化を実感させた。
《ルールを明文化し定期訪問で指摘》
ルールを明文化して、社員に浸透させる。定期訪問時に出来ていることを褒め、改善点を指摘。
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- 成果
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敷地内の整理整頓ができるようになり、大口取引先との取引が継続
作業効率の向上
事故率の低下